ICUの待合室でのエピソード◆暮らし生活に役立つマナー

ICUの待合室にて

ここはICUの待合室です

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祖母が救急車で病院に運ばれ、ICUに入院したときのお話です。この病院ではワンフロアにICUが3部屋あり、同じ階にそのICUに入院している患者さんのご家族が集まる待合室があります。ICUは面会の予約が必ず必要で、面会の約束時間までこの待合室で皆さんは過ごされています。

ICUなので急を要する患者さんも多く、待合室には今日明日が峠と言われているご家族の方や、容体もよくなり普通の部屋に変わる直前の患者さんのご家族など様々な方が居合わせていました。そこでは、葬儀の準備をするような会話や、患者さんの容体など様々な話をされているのがよく聞こえます。色々な準備は必要だろうけど、患者さんは生か死かというところで頑張っているのだから回復するようにと祈ってあげたらいいのになと正直複雑な心境でしたが、もしかすると長い闘病生活の末のことかもしれないので、一概に言えない部分ではあります。

何日も通っていると、見慣れた顔触れや新しい顔ぶれなど日々の変化があります。そのなかで、やはり皆さん深刻にうつむいていらっしゃる方や、亡くなったばかりで泣いていらっしゃるご家族の方が目に付きます。明日は我が身と思わんばかりに、そんな場面に遭遇するのは本当に辛いですね。

そんな状況の待合室に毎日通っていると、様々な家族を目にするわけですが、マナーの悪い人はやはり浮いてしまうのです。

60代くらいのご夫婦が小学生くらいのお孫さんを連れてお見舞いに来ていました。このお孫さんのお母さんが入院されている様子です。おじいちゃんとおばあちゃん(と言っても見た目には若いのですが)の間にお孫さんが座っていました。お孫さんがポテトチップスを食べていいか、おばあちゃんに聞いています。そしてお孫さんがポ○トチップスを食べ始めると、両脇のおじいちゃんとおばあちゃんも孫のポ○トチップスを取り合うかのように向かい合ってバリバリ音をたてて食べ始めました。

孫だけならともかく、おじいちゃんおばあちゃんまで?って感じたのは、油のにおいが待合室に充満するからです。この待合室には、今日明日命の危険があると言われている患者さんの家族も同席しています。夜通しこの待合室で仮眠をとる人もいます。心配で夜も眠れない、食事も喉を通らないそんな人が一緒に居合わせているのです。私もそうでしたが、そんな時に油のニオイはとてもではありませんが、気分が悪くなるものです。子供は仕方ないにしても、常識のある大人なら少しは周りに目を向けてほしい。子供は悪くありません。もし食べたいのであればICUの待合室ではなく、家に帰ってからでもいいのではと私は感じてしまうのです。大人であれば、それ位の我慢は出来るはずです。待合室を離れることができずに軽食をとる場合は仕方がないと思います。でも今回はあきらかに違う状況でしたので、どうして周りの状況を考えることが出来ないのだろうと思ってしまいました。

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